» 春のお悩み

春は、花粉や黄砂などが多く飛散しています。これらはお車にも良くない影響を与えてしまうので注意が必要です。花粉が付着すると見た目にも黄色く汚れているように見えるだけではなく、お車のあらゆるくぼみに入り込み、しつこい汚れとしてこびりついてしまいます。

黄砂は、すすや酸化カルシウムなどが含まれています。黄砂が付着したまま、雨が降ることでボディにダメージが加わります。

» 夏のお悩み

夏は紫外線に最も注意が必要です。紫外線は、車のボディの塗装を劣化させる原因になります。というのも、お車の塗料は、色の分子同士がつながりあうことでムラのない美しい発色を実現します。紫外線はそのつながりを破壊してしまうため、紫外線を受けすぎるとお車が色あせる原因となってしまうのです。こうしたことから、夏は紫外線に注意するとともに、対策が必要です。

最近は酷暑になる年が多いので、それに伴って紫外線の量も増えてしまいます。そのため紫外線によるお車へのダメージを軽減することを心がけましょう。

また、梅雨やゲリラ豪雨によるトラブルに悩まされる方も多いです。雨には、大気中の汚れが含まれていますので、お車に汚れが付着してしまいます。この汚れは放置したままにすると、蓄積されてしまい水垢などで見栄えが悪くなるだけでなく、フロントガラスの視認性を低下させてしまうのでそのまま運転してしまうと危険を伴います。

» 秋のお悩み

初秋は晴天が多く過ごしやすいとも言われますが、台風が多いシーズンでもあります。台風などの強風により、お車のボディに飛来物が当たるなどの被害に遭うケースは少なくありません。また、晩秋は紅葉が美しく紅葉や落ち葉は風情を感じさせてくれますが、落ち葉はお車にとってダメージを与える場合があります。あまり強くはありませんが、落ち葉は酸性です。そのためお車に落ち葉が付着したまま放置すると、跡がくっきりと残ってしまいます。

さらに、秋は渡り鳥が群れで移動を始めます。ムクドリやヒヨドリなど、日本全国に分布する渡り鳥による糞害が問題になっている地域もあります。実は、鳥の糞も酸性です。糞害によるダメージからお車を保護するために、車体カバーを掛けておくことをおすすめします。

» 冬のお悩み

特に積雪が多い地域の冬は、雪が車のボディに積もることが多くあります。雪を強引に取り除こうとすると、ボディに傷がつくことがあるので注意が必要です。また、道路の雪をとかすために、凍結防止剤がまかれている地域があります。凍結防止剤の成分は、お車に付着したまま放置するとサビが発生してしまう原因になってしまうこともあります。

雪が少ない・降らない地域などでも、寒さでフロントガラスに霜がはることがあります。この霜を強引に剥がすことでお車へダメージを与えてしまうことも少なくありません。また、冬の乾燥がお車にとって大敵となる場合があります。空気中の水分が少なくなることでホコリやチリが舞いやすく、汚れとして付着してしまうことがよくあります。そのためお車の霜や汚れへの対策が必要です。